大学無償化と少子化対策―効果はいかに？

対象世帯は1割…子ども3人以上「大学無償化」、少子化へ効果は | 毎日新聞

　政府が11日公表した「こども未来戦略」の素案に盛り込まれた「加速化プラン」は、年3・6兆円の規模に上った。ただ、今回追加された項目も、どの程度少子化対策に効果があるかは見通せない。財源確保をめぐっては「実質的な負担が生じないこととする」と打ち出したが、その理屈が国民の理解を得られるかどうか不透明だ

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政府が「こども未来戦略」の素案に盛り込んだ「加速化プラン」は、年3.6兆円の規模であるが、少子化対策の効果は不透明である。この中に含まれる「多子世帯の大学無償化」は、対象世帯が約1割にとどまるため、効果に疑問が投げかけられている。政府は上限額を設定し、それを超える費用は自己負担としているため、実際には負担が生じる場合もある。しかし、国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、夫婦が理想とする子どもの数と実際に予定する子どもの数には差があり、少子化の背景にはさまざまな理由があるとされている。

効果不透明な大学無償化と少子化対策には疑問が残るにゃ。